陶板浴のこと

陶板浴の始まりのその前

しばらく新着情報の更新をしませんでしたが、2025年4月から少しずつ健康に関する情報を発信していこうと思います。

最初に触れておこうと思うのが「陶板浴の始まり」についてです。
もともと私どもは建築屋で住宅や倉庫・工場などの新築やリフォーム工事などをしていました。さらにその前には父の経営する鉄工所で建築鉄骨の加工をしていました。その際さび止めを塗る課程があるのですが、シンナーなどに直接触れる事が度々(ほぼ毎日)ありました。

そのせいなのかはわかりませんが、新築の住宅(当時鉄骨造の住宅など元請けで建てていました)の完成間近、クロスが完了した頃からなのですが、現場に入ると目がシカシカしたり、頭がクラクラしたり、胸がムカムカするようになりました。当時はそのような現象は新築の匂いだとか言われていましたが、現場管理をしているのに、その現場に入れなくなってしまうのです。どうやらそれがシックハウス症候群(化学物質過敏症)というものだと後になって知りました。

シックハウス(家が原因となり体に現れる様々な症状)について少し説明します。
住宅完成間際の私の症状、頭(クラクラ)目(シカシカ)胸(ムカムカ)以外にも頭痛・めまい・咳などに悩む人が増えてきました。
また、ゼンソクやアトピーも広い意味でのシックハウスとしてもよいかもしれません。

シックハウスの原因としては、
1,住宅が気密化したこと
2,化学物質を使用した建材が増えたこと
3,化学物質を使用した生活用品が増えたこと
4,強いシロアリ駆除剤を使用したこと
などが挙げられます。

1,に関しては、外部に面する壁に隙間風を無くしグラスウールなどの断熱材を入れ高気密高断熱の家にする課程で、空気の流れがなくなってしまいました。高気密化により外部に面する壁の中で「結露」が起こるようになりました。結露(湿気)はカビを呼びます。カビはそれ自体がアレルゲンになりますが、ダニの餌にもなります。そして、カビやダニがゼンソクやアトピーの原因になります。
また、化学物質が室内に滞留しないように家の中の空気を強制的に入れ替える換気設備を取り付けることが義務づけられました。

2,3に関しては、カビが原因となるアレルギーを起こさないように、防カビ効果のある化学物質(ホルムアルデヒド等)を建材に混和しました。
そうしたところ、化学物質が化学物質過敏症を引き起こす原因となったのです。
そのため、ホルムアルデヒドを使用した建材が数量制限されることになりました。

4,に関してはクロルピリホスというシロアリ駆除や木材の腐り防止に使われる薬剤が使用禁止になりました。
この薬剤は残留性が高くいつまでも効果がありました。人体にもけいれん・めまい・吐き気・頭痛などの症状を引き起こします。

2003年7月1日から建築基準法の改定により、シックハウス対策が新築住宅に義務づけられました。義務といっても最低限の基準が設けられただけで、絶対シックハウス(化学物質過敏症やアレルギー)にならないというものではありませんでした。
ハウスビルダーの中には、基準を満たしただけで「健康住宅」を訴うところもありました。

私の会社では私自身が化学物質過敏症だったこともあり、建築基準法の規制を守るだけではなくて、さらに上を行く健康住宅を造ることは出来ないのかと色々と勉強しました。
陶板浴のこと
陶板浴のこと